フットサルテクニックを磨く前時にフットサルでは、ゲーム中に相手と1対1になる場面が多くあります。
オフェンスは、対する相手を抜き去ることができれば大きなチャンスになりますし、逆にディフェンスは、1対1で抜かれてしまえば 大きなピンチを招きます。
この場面で大切なことはオフェンスでもディフェンスでも練習する必要があります。
そのために必要なフットサルテクニックは機敏な動作と的確な判断をともなったプレーが要求されるということを覚えておくといいでしょう。
フットサルのテクニックの基本練習はオフェンス役がボールを持ち、ドリブルをしかけます。
ディフェンス役は、オフェンスに抜かれないように、しっかりとオフェンスの動きについていきます。
ディフェンスは、相手に抜かれないことだけを考えます。
不用意に足を出してボールを奪おうとすると、オフェンスはディフェンスが前に来る動きを利用して、抜き去りやすくなります。
逆にデフェンスは、オフェンスのボールコントロールが乱れた時にボールを奪いにいき、それ以外のときは相手の動きについていき、抜かれない ことだけに集中します。
フットサルのテクニックを磨く時に効果的な練習法は、オフェンスは、なるべくスピードを落とさないようにドリブルします。
ゲームの場面を想定すると、ゆるいスピードで相手に1対1の勝負を挑むことはあまりないからです。
体重移動や、ボールを左右に動かしたりし、ディフェンスを動かすことで、隙を作り抜き去ることを目的にプレーします。
ドリブル中は、ディフェンスの動きをよく見て、相手の逆をとることでうまく相手を抜き去ることができるようになります。
フットサルテクニックでのボールさばきは、プレー中にボールをコントロールやトラップに「足の裏」をよく使います。
サッカーでもボールを引いたりドリブルでボールを転がす時に使うことがありますが、フットサルテクニックでは頻繁にこの「足のうら」をつかうのです。
フットサルはサッカーと比べてピッチが狭く、常に相手のプレッシャーの中でプレーをします。
サッカーとフットサルのピッチ面積を比較すると約12:1にもなります。
これは、12等分したピッチの中にサッカーでは約2人。
フットサルでは、10人のプレーヤー全員がひしめいていることになります。
これだけ密集したスペースでのプレーではボールをキープすることが大変重要な要素になってきます。
また、ゲーム展開はスピーディーです。
個人のフットサルテクニックだけではなく「パスワークで相手陣形を崩す」組織的フットサルテクニックでプレーすることが攻撃におけるチーム戦術の基本になります。
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フットサル ゴール キーパー
フットサルはゴールキーパーを含む5人でチームを組み、2つのチームで対戦するゲームです。
試合開始の時には必ず最低5人が揃わなければなりません。
フットサルのゴールの大きさは高さ2m、幅3m、ライン幅8cmですがサッカーと違って得点率は大きくフットサルのゴールキーパーの役割は重要なポジションです。
華麗なフォワードプレーヤーと違い、フットサルゴールキーパーは、ゴールを決められないから目立たないとか、待ちノプレーはつまらない、という人がいますが、フットサルゴール前では、味方ディフェンスが崩されて決定的な場面を作られてしまったとき、絶体絶命のピンチを救うのはゴールキーパーです。
そしてPK戦になったとき、あいてキッカーのシュートを防いで脚光を浴びられるのはゴールキーパーです。
試合で最後まで防ぎ切ったときは何とも言えない達成感があるのもフットサルのゴールキーパーです。
フットサル人口の中で専門のフットサルゴールキーパーは不足しているので、FPが交代でやるゴールキーパーより多少なりに上手であれば、十分活躍できます。
FPの場合サッカー経験者でない人が少々練習しても上級者のチームに入れてもらうのは難しいですが、ゴールキーパー専門なら交流試合などで腕前を評価してもらえたら、すぐに上級チームから引き抜きや助っ人の要請が来ます。
実際、大会で予選を通過してくるチームはほとんど専門のフットサルゴールキーパーがいます。
フットサルゴールキーパーにはもちろん、サッカーでゴールキーパーをしてきた人がに最も適しているといえます。
しかし、足でのボール扱いになれているフィールドプレーヤーが、キーパーに転向するのもひとつの手であって、うまくいけば大きな戦力となることでしょう。
フットサルのゴールは設置型と仮設型があります。
仮設型でしたら場所さえあれば、フットサルゴール2ゴールのセットを組立式で付属のキャリーバックに入れて持ち運びいつでもどこでも練習やフットサルゲームが楽しめます。
参考:直径38mm、肉厚1mmの粉体焼付塗装仕上げのスチールポール。
サイズ:約300×205×120cmゴールネット:10cmメッシュ(PE製)付属品 キャリーバック、ラバーハンマー各1個 固定用ペグ:5個(スチール)キャリーバッグ:約W110×H43×D9cm重量:約15kg価格¥15400 輸入発売:シンワ エンタープライズ
フットサル 戦術
フットサルの戦術では、「ポストプレー」がとても大切だとされています。
そしてオフェンス(攻撃)の基本は三角形を作ることにあるといわれています。
フットサルという競技は、サッカーと似ているところが多くあり、その中の一つには、常に3人が三角形のフォーメーションを作りながらパスをまわしていくという戦術を取っていくということがあります。
まず、マークをしてくる相手を自分が壁となり、それを抑えると同時に味方にパスをします。
ボールを持ったとき、すぐにチャンスが作ることができればいいのですが、普通はそうはなりません。
チーム内で素早くパスをまわしつつチャンスを見つけなければなりません。
攻撃を有利に展開するためには、コートにスペースを作らなければならないのですが、スペースを作るための有効な方法の一つに、先ほど述べた、壁を作るというテクニックがあります。
味方にパスを出した直後に、自分をマークしている相手を動かさないために、ルールの範囲内で腕を左右に開くなどしてブロックします。
このあたりはサッカーと合い通じるところでしょう。
とくにペナルティーエリア付近でのブロックについては、 相手方もファールとられるとペナルティーキックを与えてしまうので効果的だと言えるでしょう。
3名が横並びになって攻撃するときは残ったフィールドプレーヤーが敵陣センターの位置、反対に守備の場合には味方陣営センターの位置に陣取るフォーメーションがフットサルでは基本的な攻守フォーメーション となっています。
その他に3-1のフォーメーションがあります。
チームの核となる選手((PIVO)ピヴォと呼びます)がポスト役になっているチームでは、その選手にボールキープ力があり、競り合いに強い選手であれば、その選手をピヴォ(PIVO)にしてチームを構成する形が、3-1のフォーメーションです。
ピヴォ(PIVO)を中心にゲームを組み立てていきます。
守備は基本的に3人で行いますのでしっかりと守れます。
攻撃に切り替わったときは、ピヴォ(PIVO)を基点に、一気に両サイドや真ん中をついて攻めるといった攻撃方法です。
長くボールを持っていなければならないときなどは、決まって相手がプレスをかけてきます。
そんなときは8の字を描くようなフォーメーションで相手のプレスを避けながら攻撃に転じるチャンスを待ちます。
他にも、おとりになる選手を作りスペースを作ると言った攻撃方法も良く用いられているようです。
フットサルコートは狭いですから、僅かでもスペースができた場合に備えて、常にす俊敏な動きでスペースを有効に使う事を心がけましょう。